平成の時代における「雅子様叩き」には凄まじいものがありました。


「適応障害」という病が認知されていなかったこともありますが、大手マスコミもこぞって雅子様叩きをしていました。

今からわずか10年前のことです。




特に酷かったのは、宗教学者の山折哲雄氏が発表した「皇太子殿下、ご退位なさいませ」（「新潮45」3月号）です。


山折氏は、宮中祭祀不参加報道が雅子様の病状の回復を邪魔している一方、皇太子殿下は雅子様との愛を守る決意を固めているとし、皇太子殿下に、ご家族を守るために退位（皇位継承権の放棄）を勧めました。




メディアでは離婚や廃太子という単語が並び、当時中学生だった敬宮愛子内親王の摂食障害なども問題視され、当時の東宮家は孤立無援の状態でした。





ご家族3人で支え合ったとはいえ、どれほど苦しかったかは想像に難くありません。




敬宮愛子内親王がご立派に成長され、時代が令和に変わり、ようやくご一家は重責を背負いながらも穏やかな日々を迎えられたのではないでしょうか。





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礼宮文仁親王（現在の秋篠宮殿下）と川嶋紀子さん（秋篠宮妃殿下紀子さま）の婚約が発表された時、世間はお祝いムードでしたが、学習院関係者の間ではこんな噂が飛び交っていました。


「キコちゃんは本当は浩宮さま（今上陛下）を狙っていた」


「浩宮さまを紹介して、と言われたけれど流石にそれは無理なので礼宮さまなら、と紹介した」と学内の書店の方がインタビューで答えたこともありました。









学習院には、紀子さまが「皇族になりたい」と発言したのを聞いていた学友も複数おり、それが噂の出どころと当時は言われていました。








真偽のほどはわかりませんが、皇太子妃ということであれば皇室会議において認められることは非常に難しかったでしょう。




そもそも、今上陛下（浩宮さま）の好みの女性とはかけ離れており、お付き合いにいたることもなかったでしょう。








何れにしろ、皇族になりたいと思った女子大生は見事に弟宮を射止め、「キコちゃんと結婚できないなら皇籍離脱する」とまで言わせしめるほど夢中にさせます。




礼宮殿下はご自身が主宰する自然文化研究会に紀子さんを誘い、常に行動を共にするようになります。



男性ばかりの合宿でも紀子さんは躊躇なく参加し、常に礼宮殿下の隣で、学内では公認の仲となります。








まだお二人共大学生でしたが、スナックなどで遅くまで飲むこともあり、それは当時も度々メディアで記事になっていました。




御所でお会いになることも多く、お二人でお部屋から出てこなくて侍従が慌てたという話も当時はよく報道されていました。





何れにしても、ご本人の希望通り「皇族になる」ことができ、今上陛下ご夫妻に男児がお生まれにならなかったことで、皇嗣妃という立場を得、将来の皇后の地位と共に将来の天皇の母の地位を得た「キコちゃん」はご自身の半生を今どう振り返っているのでしょうか。














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秋篠宮妃殿下（以下「紀子さま」）はご婚約当時、「キコちゃん」と呼ばれ、マスコに好意的に報道されました。









特に日課のジョギング姿は雑誌でも新聞でもテレビでも繰り返し報道されました。




しかし、この時の服装が親王妃となるには余りにもだらしがない、という批判があったため、常陸宮正仁親王妃の華子さまがトレーニングウエアを贈られたそうです。







華子さまは上皇陛下の弟である正仁親王とご結婚され、立場的には紀子さまと全く同じです。


名門津軽家ご出身の旧華族出身の華子さまは、明るくお優しいことでも有名ですが、「キコちゃん」の服装には色々と思うことがあったのでしょう。









因みに、こちらが華子さまのお若い頃のお写真です。とてもかわいらしいですね。




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