若い世代の方は香淳皇后（昭和天皇の皇后）が崩御された時のことをご存知ない方も多いと思います。




したがって香淳皇后のお通夜の際の「ベール事件」についてもご存知ない方が多いでしょう。





当時はマスコミも随分と報じていましたが、現在確認できるのはこの週間朝日の記事だけになっています。




これは香淳皇后のお通夜での出来事です。




記事を抜粋します。

（記事抜粋）



ここでの「皇后」は現在の上皇后陛下（以下「美智子さま」）です。


現在の皇后陛下である雅子さまは皇太子妃殿下でした。雅子さまだけが間違った長さのベールをつけてこられたのは、報道陣の目にも明らかでした。



（写真は宙を舞う美智子さまの長いベール）

しかし、これは高松宮妃殿下のおかげで事なきを得ます。




（記事抜粋）



高松宮妃殿下は何故か「偶然に」皇太子妃用のベールの長さの生地をご用意され、「偶然に」お裁縫道具もご用意され、他のお妃方と一緒に雅子さまのベールをつけ直されたと言われています。


これは美智子さまが意図的に雅子さまに誤ったベールの長さを雅子さまに伝えていたことを聞いた高松宮妃殿下が事前に他のお妃方と相談し、雅子さまを救うための対策を講じていたのでは、と言われています。


しかし問題はこの後です。美智子さまは苛立ち、雅子さまを立たせたまま長時間叱責されたとのことです。


本来であれば正しい長さのベールが用意できたわけですからそこまで叱責する必要はありません。


このことから、雅子さまに誤った長さを伝えたのは美智子さまだと言われるようになりました。


さて、その後香淳皇后の本葬をご欠席され批判を浴びた雅子さまですが、恐ろしい噂が駆け巡りました。


実は雅子さまはこの時、二度目の流産をされたのでは、という噂です。


雅子さまの二度目の流産というのは公表はされておらず、事実だったかどうかは全くわかっていません。


しかし、その後のご様子からこの噂は根強く残っています。


また雅子さまは殯（もがり）のため、何日も香淳皇后のご遺体に付き添い無理がたたったとの見方もあります。


殯というのは、死者を埋葬するまでの長い期間、遺体を納棺して仮安置し、別れを惜しみ、死者の霊魂を畏れ、かつ慰め、死者の復活を願いつつも遺体の腐敗・白骨化などの物理的変化を確認することにより、死者の最終的な「死」を確認することです。


香淳皇后の崩御に伴う一連の儀式が終わったあと天皇陛下（現在の上皇陛下）は、ご自分たちの時は土葬ではなく火葬で、というご希望を公にします。


それは殯の慣習があまりにも過酷だからというものでした。




この「家族の厳しい状況」が実は雅子さまの二度目の流産だったのでは、とも噂されています。


「ベール事件」があったことは事実ですが、雅子さまの二度目の流産というのは公式発表はされておらず、あくまでも噂です。


しかし、そういう噂がでるほどこの「ベール事件」というには当時国民を驚かせました。


そして香淳皇后の本葬を欠席された雅子さまはその直後から激しいバッシングに晒され、療養を余儀なくされます。







お里帰りもままならなくなり、敬宮愛子内親王のご誕生まで暗闇の中で苦しまれる日々を送られました。